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1000系 緑の電車

東急1000系の中でも異端の存在が1013編成です。初代3000系をイメージした復刻塗装車である点もそうですが、前面形状に大きな特徴が見られます。大半の編成は非常扉が向かって左側にオフセット配置されていますが、本編成は中央に配置されています。


かつて日比谷線直通車として活躍していた頃に、目蒲線との共通予備車として使えるよう4+4に分割可能な編成として製造されました。貫通路を構成する必要から貫通扉を中央に設置する必要があったのです。1000系自体は多くが活躍していますが、中央貫通扉の編成は東急では唯一(他編成は地方私鉄に譲渡)の存在です。


車内は至ってシンプルです。握り棒の本数が少なく袖仕切りが小さいので、車内は開放感があります。


座席は握り棒ではなく小型の袖仕切りで3+3+3に区切られています。握り棒も設置してくれると満点なのですが欲張りでしょうか。側窓は中型のサイズが3枚の構成です。


車端部は妻窓があるのでとても明るく開放感があります。フリースペースは2号車の蒲田方に設けられています。妻面には防犯カメラも設置されています。

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