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8500系後期車Bunkamura号

田園都市線の主力車両として長らく活躍を続けて来た8500系ですが、後継の2020系投入でいよいよ引退の時が近づいて来ました。今回は後期車の中でもカラーリングが異なる特別編成「Bunkamura号」の紹介です。


東急の車両と言えば赤帯ですが、この編成では青帯が採用されており車体側面にも帯が巻かれているのが特徴です。青帯装飾は落成翌年の1985年から続いているもので、現在は渋谷にある複合施設「Bunkamura」の広告編成となっています。


座席の袖仕切りが低いので車内は開放感があります。近年の車両に比べると古臭さを感じますが、それでも車内が清潔に保たれている点は流石です。


座席のモケットは手前がオレンジ色で奥が茶色になっています。中央には小型の袖仕切りが設けられていて定員着席を促しています。ここに握り棒があれば嬉しかったのですが、改造での設置は難しいのでしょうか。


車端部には優先席と車椅子スペースが設けられています。車椅子スペースは非常通報機などは設置されておらず、単にスペースのみの設置です。妻面の貫通路は幅広タイプになっています。


優先席は壁面に蛍光色のステッカーが帯状に貼付されている程度で、座席のモケットは一般席と変化ありません。相変わらず消火器が危うい場所に設置されていますね。

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