3000系

南北線と三田線との相互直通運転に向けて導入されたのが3000系です。目黒線用として製造された車両ですが、一時期8両編成で東横線で活躍した時期があります。東急の車両は複数の形式で似ているデザインを採用していることが多い気がするのですが、この3000系は他のどの車両にも似ていません。この車両のデザイン結構気に入っています。

車内は全て暖色系で統一されており、非常にシンプルな内装になっています。荷棚上に掲出されている広告の位置が高い気がします。そのお陰か車内がスッキリした印象を受けます。5080系では2本設置されている握り棒は1本のみの設置です。

車端部には車椅子スペースや非常通報機が設置されています。妻窓が設置されているのが特徴的です。

座席は赤と茶の組み合わせで、3+4に分割されて中間に握り棒が設置されています。座り心地は固めで長時間の乗車には向きません。と言っても長時間乗車する人の方が稀なのかもしれませんが。