5300形

都営浅草線の主力車両である5300形です。流線型の独特なデザインで、三崎口から成田空港まで非常に広範なエリアを走り抜けています。乗務員室背後にある大型の窓のおかげで抜群な前面展望が楽しめます。

白い壁面に寒色系の床面、そして暖色系の座席モケットというバラバラな雰囲気になっています。座席の袖仕切りは小さいもので車内は広く感じます。

車端部には妻窓が設けられており、貫通扉は幅広タイプになっています。折角窓の面積が広いのですが、広告などで景色が遮られるのは残念です。

座席はバケットタイプになっていて座り心地は中々良好です。製造から20年以上が経過して、新型車両がまもなく運用開始します。この5300形は引退後どうなるのでしょうか？