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200系

「りょうもう」号を特急へ格上げするために、従来車に比べて性能や接客設備を向上させた車両が200系です。台枠を含めた構体こそ新造されたものですが、台車やモーターなどの足回りに加えて座席などは更に30年以上前に製造された1700・1720系のものを流用しています。書類上は1700・1720系の更新車という扱いとなっています。


前面は流線型を採用していますが、100系スペーシアとは異なり直線基調のデザインとなっています。先代の1800系と同等の編成定員を確保するために、4号車は車両に乗降ドアが設置されていないという個性的な仕様となっています。そのため20m車体でありながら座席が19列も配席されています。


当初は流用品が使われていた座席は、近年リニューアルが実施されたのか新品に交換されていました。ただ座席以外は大きな変化が無いようで、ややミスマッチな印象を受けます。


座席はシートピッチが狭い事に加えて、台座で足元が塞がっているので足を伸ばすのは難しいです。背面テーブルが大きくて使いやすそうな点は嬉しいですね。窓下の折り畳みテーブルは引き続き設置されています。


観光需要が少ないためか、特急形車両であろうと容赦なく戸袋窓を設置しています。そして足元が非常に狭い大ハズレ席となっています。折り畳みテーブルは前方に設けられています。りょうもう号はシートマップ予約を強く推奨します。


3号車は車いす対応の洋式トイレと飲料の自動販売機があります。右手前の空間はかつて公衆電話が設置されていました。なおトイレと自動販売機は1・6号車にも設置されていますが、和式トイレとなっています。

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