9050型
9000型のマイナーチェンジ版として登場したのが9050型です。外観上ではコルゲートが廃されてビードプレス加工となったことで、車体側面が滑らかになって10030系とよく似た雰囲気になりました。
9000型と同じく副都心線乗り入れ対応改造で外観は大きく変化しました。外観に関する改造メニューは9000型とほぼ同様だそうです。なお制御装置は9000系のチョッパ制御から9050型ではVVVFインバータ制御に変更されているとの事。
経年の浅い9050型では内装に関する改造メニューは簡略したものだそうですが、それでも新車に近い綺麗な内装に仕上がっています。かつては各ドア上にLCD表示機が設置されていたそうですが、老朽化に伴い撤去されて3色LED表示機の千鳥配置に変更されています。
バケットタイプの座席は50000系列と同様のモケットを採用していて、袖仕切りは大型化されています。この辺は9000型とほとんど違いがありませんね。
車端部には優先席が設けられています。妻窓があり、窓が大型の貫通扉のおかげで開放感がありますね。
一般席と同様に50000系列と同じ座席モケットが使われています。また妻面に消火器が収められています。またドア横の手すりが黄色に塗装されているのが特徴です。
一部の車端部には車椅子スペースと非常通報機が設けられました。