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30000系初期車

地下鉄半蔵門線及び東急田園都市線への直通運転に対応した車両として製造された30000系ですが、後継の50050系投入に伴い活動を東武東上線に移したものが現れました。今回は地下鉄直通運用で活躍を続けている2本のうち1本の初期車をご紹介します。


左右対称のデザインで中央に貫通路が設けられていますが、これは30000系が6+4の分割編成になっていて前後の編成を結ぶ通路を確保するためです。田園都市線内で中間の運転台部分がデッドスペースとなり混雑に拍車をかけていたというのが、直通運用撤退の理由の一つと言われています。


初期車は袖仕切りが小型になっており、客室内が遠くまで見渡せて広く感じます。座席モケットの古臭さもそうですが、床面が汚れているように見えて車齢以上に古く見えてしまいます。


座席はバケットタイプになっていて、握り棒の追設で3+4に分割されています。東武の通勤車と言えば緑色のモケットでお馴染みでしたが、30000系では青色のモケットに赤色の着席区分の模様が入っています。


車端部には優先席とフリースペースが設けられています。妻窓は左右でサイズの異なる物が使われている点が特徴的です。


こちらは別の場所で撮影した優先席です。モケットは一般席と異なり着席区分は描かれていません。

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