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8000系

8000系は20年以上にわたって製造された東武の通勤型車両で、製造両数は712両という私鉄最多を誇ります。製造期間の長さや製造両数の多さから「私鉄の103系」とも呼ばれているそうです。後の車体修繕によって前面形状が大きく変更されて、雰囲気が一気に変わりました。


前面形状は6050系に準じたデザインになっています。東武と言ったらこのデザインと思われている方もいらっしゃるかもしれません。この車両の車号は84120ですが、これは8400形の120号車という意味だそうです。車両数が多すぎて4桁では収まらずにインフレを起こしています。


前面が大きく変更されたのに対して車内は大きな変化はありません。灰色の床・ベージュの化粧板・黄緑の座席モケットといういかにも東武の車両といった雰囲気です。昭和に製造された車両ですが戸袋窓が無い点は特徴的です。


座席はふかふかで座り心地は良好です。バケットタイプになっていないので閑散時間帯ではゆったり座れる点も嬉しいですね。握り棒で3+4に分割されていて、座席モケットの柄で定員着席を促しています。


車端部には優先席と車椅子スペースが設けられています。貫通路が広くて妻窓も設けられている点が特徴です。

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