10030系
10000系の登場から5年後にマイナーチェンジが行われて登場したのが10030系です。
側面はコルゲートが無くなり、マイナーチェンジとは思えないくらい大変身しました。また前面はライトケースが横向きになって没個性になった気もします。大人しくて無難なデザインといった所でしょうか。
車内は10000系と大きな変化はありません。客用ドアの内側に化粧板が貼られている事と、床材の色が茶色に変更された程度でしょうか。
座席もほとんど変化は見られません。袖仕切りの形状が若干変更されています。関東北部を走行する東武線の車両としては、この袖仕切りは物足りなさを感じます。
車端部の座席は10000系に比べて1人あたりの座席幅が拡大されたので、4人がけから3人がけに減りました。非常通報機の位置が側面から妻面に移動しています。
座席定員が減ったのでドア横のスペースが広くなっていますね。モケットは変更無いようです。側窓が妻面ギリギリに寄っているのが特徴的です。