20050系

日比谷線内の混雑緩和のために、編成の前後各2両を5扉車にした編成が20050系になります。基本的には20000系と同様ですが、制御装置や行先表示機など変更された点があります。非常扉上の5DOORSステッカーが目印です。

扉数が多いので座席が相対的に非常に少なく感じます。床面は足の投げ出し防止を明示するためか2色に塗り分けられています。座席のカラーリングが変更されているので古臭さが払拭されている気がします。

座席は3人掛けとコンパクトになっています。側面は車端部を除いて全て戸袋窓になっていて、縦長の2枚窓になっています。

車端部の座席数は20000系に比べて1席増えた4席になっています。それに合わせて車端部の窓が若干大きくなっています。

外から見た側窓の様子がこちら。扉が収まっている様子がよく分かります。右側の扉横に付いているのは扉締め切り表示灯です。東武線内では5扉のうち3扉のみ開閉していた頃に使用していたものです。