20000系

地下鉄日比谷線との直通運転用の2000系の置き換えとして登場したのが20000系です。日比谷線に合わせて18ｍ車3ドア車両になっています。日比谷線直通車両に新型車が投入される事に伴い、4両編成に改造の上で宇都宮線方面に転属になるそうです。

車内は茶色の床面に黄緑の座席という、どこか古臭さ（失礼）を感じる内装になっています。3ドア車と言う事で座席の占める面積が大きく感じます。

座席はバケットタイプになっていて、握り棒によって3+4+3に分割されています。袖仕切りは昔ながらのパイプ式です。この車両の特徴の一つに側面窓が多く分割されている事が挙げられます。大体2分割が一般的ですが、この車両には4分割されています。

車端部の座席は3人掛けになっています。妻面には妻窓や非常通報機が設けられています。

優先席の座面は灰色になっていて、シルバーシートと呼ばれていた時代からのものと思われます。

登場時から日比谷線直通列車に専属充当されてきた証ですが、数年内に地方へ転属になります。どのような改造を受けて再登場するのか気になる所です。