100系スペーシア
100系は日光・鬼怒川方面の特急列車用として製造された特急車両で、スペーシアの愛称を与えられています。バブル期に製造された車両で豪華な造りになっており、ブルーリボン賞を受賞しています。
運行開始から20年程経過して実施されたリニューアルで、車両のデザインが「雅」「粋」「サニーコーラルオレンジ」の3パターンに変更されました。今回の編成は「粋」編成です。隅田川の水をモチーフとした淡いブルーだそうです。側面のロゴにはスカイツリーが描かれています。
客室も青系で統一されていて、中央の通路にはカーペットが敷かれています。流石バブル期に作られた車両と言うか、今時の車両にはない重厚な雰囲気が伝わってきます。
座席はJR車両のグリーン車のようなゆったりした造りで安心して身を任せることが出来ます。前席下にはフットレストも設けられています。背面テーブルの代わりに袖仕切に内臓テーブルが採用されたのは、向かい合わせでの利用を想定しているものと思われます。壁には向かい合わせにしたときに利用できる大型テーブルもあります。
座席にはたくさんの星が描かれています。因みに乗車した日曜夕方のこの便は満席でした。相変わらず観光地日光鬼怒川の集客力の強さを実感した次第です。