05系B修工事施工車

東西線の主力車種である05系の中で一部編成は継続して活躍するためにB修工事と呼ばれるリニューアルを受けました。前面はスカート装着やフルカラーLED表示機の設置などで雰囲気が大きく変わっています。

車内はドア上のLCD表示機新設や袖仕切りの大型化が実施されましたが、それ以外はあまり大きな変化が見られません。なお同じくB修工事を施工した千代田線北綾瀬支線用の車両とは更新内容が異なるようで雰囲気がやや異なります。

座席は袖仕切りは大型化されましたが、モケットは変更されていません。なお05系は座席配置が特殊で、今回取材した第21編成は座席が4-6-7-6-4で配置されています。しかも05系は他に2パターンの座席配置が存在していて、それに伴ってドア位置にもズレが存在します。これが東西線におけるホームドア設置に時間を要した要因の一つだそうです。

車端部には優先席とフリースペースが設けられています。壁が真っ白でフリースペース側が妙に殺風景に感じます。

妻面には消火器が収納されているのですが、客室側に出っ張っているので座っている乗客に当たりそうです。優先席部の握り棒はオレンジ色になっています。