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05系千代田線北綾瀬支線用車両

千代田線北綾瀬支線で従来運用されていた車両の老朽置き換えとして、東西線で活躍していた05系を転用する事となりました。転用に際してはリニューアルに相当するB修工事を施行しています。


外観は東西線の05系B修工事施工車とよく似ていますが、運転区間が短い事や全駅ホームドア完備な路線特性の関係か前面スカートは設けられていません。行先表示機はフルカラーではなく8色カラーLEDを採用しているとの事。なお側面の表示機は撤去されています。


内装は9000系B修工事施工車の色違いといった雰囲気で、16000系と同じく青色を基調としたデザインになっています。わずか1駅間を所要4分で結ぶ超短距離運用に就いていますが、全てのドア上にはLCD表示機を2画面装備して本線と遜色ない仕様です。


座席は握り棒で2+3+2に分割されています。さすがに片持ち式ではありませんが、バケットタイプの座席で座り心地は悪くありません。袖仕切りの端部が青色に塗装されている点がオシャレですね。


中間となる2号車の北綾瀬方にはフリースペースが設けられています。また通話式の非常通報機が側窓横に埋め込む形で設置されています。設置形態はスマートですが、存在感はそれなりにある優れたデザイン力であると感じました。妻面には妻窓が設けられているので開放感があります。


優先席は水色系のモケットが採用されています。一般席と似た色なので少し分かりにくいかも?


05系B修工事施工車ではワンハンドルマスコンに換装されていますが、東西線仕様は左手操作型を採用したのに対して、千代田線北綾瀬支線仕様車は両手操作型を採用しています。本線の16000系は左手操作型なので、なぜ統一しなかったのか気になります。右手で運転操作をしつつ左手でマイクを寄せて放送する事を可能にしたかったのでしょうか?

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