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9000系4次車

南北線で活躍している9000系は製造年次によって内外装に細かな違いが見られます。今回は目黒~溜池山王間開業に合わせて製造された4次車を紹介します。


外観は1~4次車で共通のデザインで、曲面ガラスを用いた大きな前面窓が特徴です。直通先を含めて全線ホームドアが設置されていて踏切も無いからかスカートは設けられていません。ただしB修工事を受けた1次車にはスカートが装着されているので、今後変化が表れるかもしれません。


3次車以前と比べて袖仕切りが大型化されていますが、角を落とした丸みを帯びた形状になっているので圧迫感は感じません。座席モケットや床面共に落ち着いた配色で無難な仕上がりです。


座席はバケットタイプで、握り棒により2+3+2に分割されています。なお握り棒は後年に設置されたようです。4次車以降で座席下のヒーターが吊り下げ式に変更されています。


車端部には妻窓が設けられています。ワンマン運転の地下鉄車内で死角を作らないように配慮したのでしょうか?ちなみに近年の東京メトロ車両では妻窓が無い代わりにガラス張りの貫通扉を採用しています。


優先席は青系のモケットになっています。画像では見切れていますが、側窓横には非常通報機が設置されています。正直使いにくい位置ですね。

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