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15000系

東西線は朝ラッシュ時の混雑が非常に激しい事で有名です。そんな混雑を緩和させるべく様々な対策が行われていますが、車両面でもドア開口幅を拡大したワイドドア車が活躍しています。今回は東西線のラッシュを支える強い味方である15000系の紹介です。


従来車からカラーリングが大きく変更されて洗練された印象となりました。05N系13次車をベースに副都心線などで活躍する10000系の設計思想を取り入れて製造されました。そのためか前面形状は05N系に、ライトケースは10000系によく似ています。


従来の東西線車両とは異なり、車内は寒色系となっています。袖仕切りは大型ながら丸みを帯びているので圧迫感はありません。ここから見ると従来車と大差無いように見えます。


戸袋窓も設けられているので車内は開放感があります。ドア開口幅が広いのでドア間の座席は6人掛けと少なめです。座席はバケットタイプで中央には握り棒が設けられています。


一部の車端部にはフリースペース及び非常通報機が設けられています。この車両の窓は戸袋窓や妻窓など、縦に細長い窓が多いのが特徴的です。


車端部の座席は2人掛けとミニマムな空間です。車端部の側面にある戸袋窓は、他の戸袋窓より横幅が大きいものになっています。妻窓の右隣にある柱のような部分に消火器が収められています。周りの雰囲気に溶け込んで分かりにくいですね。妻窓下には機器箱が設けられています。


こちらの車端部には優先席が設けられています。吊革や手すりがオレンジ色で区別されています。


優先席はモケットが水色になっています。一般席が青色なので同系統で見分けがつきにくいですね。こちらの車端部では消火器の設置箇所が妻窓下の機器箱内になっています。こうした細かな違いを見つけるのは楽しいです。


そして15000系最大の特徴である大開口ドアです。この画像を見ているとアスペクト比を間違えたのかと勘違いしてしまいそうです。開口幅1800mmの巨大ドアが首都圏屈指の混雑路線を支えています。

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