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05N系8次車

同じ05系でも8次車以降は大幅に設計を変更して05N系とも呼ばれます。今回は設計変更直後に製造された8次車の紹介です。


前面形状も大きく変更されて同一形式には思えないくらいです。車体帯色は05系では水色の濃淡2色でしたが、05N系では水色と紺色の2色に変更されています。車号は非常扉窓下に表記されています(12次車では窓上に表記)


内装は12次車と相違が見受けられます。床面は茶色の濃淡2色になっており、座席の袖仕切りは丸みを帯びた形状です。05系列は製造年度ごとに細かな相違があるので見ていて飽きませんね。


座席自体は他の05N系と変化無いようです。ただし今回の8次車では座席配置が4-6-7-6-4なのに対して11次車以降では3-7-7-7-3に変更されています。同一形式で座席の配置、つまりドア間隔が異なるというのは珍しく感じます。その結果東西線では異なるドア間隔の車両に対応できる大開口ホームドアの導入が必要となってしまいました。


車端部には優先席が設けられています。妻面の窓は右側のみ設置されています。左側には配電盤でもあるのでしょうか?


8~10次車では車端部の座席は4人がけになっています。中間に握り棒が設けられている点は好印象です。モケットは05N系共通ですね。消火器が僅かに出っ張っているのは残念です。


一部の車端部には車椅子スペースが設けられており、壁面には非常通報機も設置されています。


この部分の座席のみ小型の袖仕切りになっています。05系アルミリサイクルカーのページでも紹介しましたが、この戸袋部を改造で埋めたような跡は何なのでしょうか?

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