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03系

マッコウクジラの愛称で親しまれた3000系の後継車として製造されたのが03系です。かつては東急東横線にも乗り入れており、菊名~東武動物公園という非常に広範囲で運用されていました。全42編成が製造されて、そのうち約半数の20本は混雑緩和のために5扉車連結編成となりました。制御方式はチョッパ制御とVVVFインバータ制御の2種類に分かれます。画像の03-802号車は日比谷線脱線事故後に代替新造された車両です。


この車両は全長18メートルの3ドアなので座席のロングシートが長く感じます。側面の3連窓は中央が固定式で両側が下降式になっています。近年の車両なら2連窓になりそうですが、3連窓になったのは強度的な問題なのでしょうか?ちなみに東武の日比谷線直通車は4連窓だったりします。


座席は握り棒で3+3+3に分割されていて、圧迫感を減らすためか湾曲しています。画像では見難いですが、壁面には非常通報機が設置されています。


車端部の座席は4人掛けになっていて、妻窓が設けられているので開放感があります。防火扉としての役割を期待してなのか、貫通扉は各車両の両側に設置されています。


片側4人掛けと小さな空間ですが、しっかり握り棒が設置されていて着席定員の順守を促しています。

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