10000系
相鉄の車両としては初めてステンレス車体を採用したのが10000系です。前面形状こそオリジナルなものの、設計の大部分はJR東日本のE231系をベースにしています。車両の側面だけではJR車と全く区別が付かないくらいそっくりです。
車内もJR車とそっくりで、オリジナルな点は座席のモケットくらいです。座席のワインレッドのモケットが、灰色中心の車内の中で目立っています。
座席の形状自体はJR車そっくりですが、座り心地は悪くありません。この座席は相鉄オリジナルなのでしょうか?座席は2+3+2に握り棒で分割されています。側窓は相鉄伝統の電動開閉式ではなく、普通の手動開閉式になっています。JR車と同じくカーテンが省略されているのは残念です。
車端部には優先席や車椅子スペース・非常通報機・消火器が設けられています。妻面左上部にある車号表記ステッカーもJR仕様です。
優先席のモケットは青系を採用しています。