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9000系リニューアル車

経年劣化に伴い更新工事が施工されましたが、相鉄創立100年に向けての「デザインブランドアッププロジェクト」に基づいて車内外が大幅にリニューアルされました。かなり大規模な改造で、原形を留めている箇所を探すのが難しいくらいです。


特徴的だった連結器カバーは廃止され、中央腰部にあった前照灯は上部左右に変更されています。上部中央にある行先・種別表示器は一体型のフルカラーLEDに更新されています。車体はヨコハマネイビーブルーという濃紺色になっています。


車内は白と濃い灰色のツートンカラーで、鉄道車両らしくないオシャレな空間に仕上がっています。航空会社のスターフライヤーを彷彿とさせますね。袖仕切りは大型のものに交換されています。ドア上にはLCD表示器が設置されています。1面のみの設置で、広告表示用のLCDは準備工事のみ施されています。


座席は明るい灰色でバケットタイプになっています。3+4に分割されていて握り棒が新設されました。側窓の自動開閉機構はそのまま存置されています。


車端部の妻面は黒一色です。一部の妻窓が埋められており、その場所に消火器が設置されています。優先席は青色のモケットになっていて、白黒のモノトーンな車内では非常に目立ちます。貫通扉はガラス張りになっていて解放感を感じます。


5・8号車のセミクロスシートも大きく手を加えられています。クロスシートの仕切りが大型化されているので車内の圧迫感が増しています。座れば天国・立てば地獄の内装になっているような…。通勤時間帯には混雑する相鉄線でセミクロスシートを継続採用したのは沿線民にとって嬉しいのかどうか気になります。


クロスシートは仕切りが大型化されて半個室のようになっています。また座席はスコットランド製の本革シートを採用しています。

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