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8000系

「21世紀になっても通用する車両」をコンセプトに開発されたのが8000系です。従来車とは大きく印象の変わった前面形状は新時代の到来を感じさせます。前照灯を中央下部に集約配置している点が特徴的です。


外観は斬新さを感じますが、車内は従来の相鉄らしさを色濃く残した内装になっています。従来車に比べて蛍光灯の本数を増やして車内が明るくなっているそうですが、自分には違いが分かりませんでした。大きな違いと言えばドア上にLED式案内表示器が設置されたくらいでしょうか?相鉄伝統の電動開閉窓もしっかり受け継がれています。


座席の座り心地はそのままですが、中央の座席のみモケットの色が変わっています。着席定員を促しているものと思われます。握り棒は後年の改造で設置されたものだそうです。袖仕切りは新7000系のものと同等ですね。


車端部には妻窓が設けられています。貫通路の脇にある消火器は、機器室や握り棒を避けた絶妙な位置に窪みを造って設置されています。見やすい位置に設置されている点も良いですね。消火器自体が小さいサイズのものを採用したからこそ設置出来たと思います。


新7000系で試験的に採用されたセミクロスシートは8000系で本格採用されました。5号車と8号車に設置されています。相鉄線の朝の混雑もそこそこ厳しいと思うのですが、セミクロスシートの採用で苦情は出なかったのでしょうか?


画像では分かり難いですが、新7000系のものと比べてシートピッチが拡大したそうです。グループで座るには丁度良いですね。見ず知らずの他人と座るのはちょっと…ですが。私なら迷わず短いロングシートに座ります。

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