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40000系50番台

40000系はライナー運用に対応するべくデュアルシートを採用した0番台が製造されましたが、後にロングシート車の50番台も製造されました。外観はほぼ同一ですが、ロングシート車であることを示すステッカーが貼付されています。


車内はロングシートで、水色の吊り革がオシャレですね。0番台と異なり床面の模様は2色に塗り分けられています。


座席は0番台と同じモケットで、握り棒で2+3+2に分割されています。握り棒はサラサラした触り心地でつや消し加工のようになっています。背ずりは上部が波打つ形状となっています。


車端部には優先席とフリースペースが設けられています。妻面は木目調で、貫通路周辺はガラス張りとなっています。


優先席のモケットは夕日のようなオレンジ色です。つり革と握り棒は黄色となっています。


そして0番台と同様に採用されてしまったのがパートナーゾーンです。非常に大型の一枚窓で開放感があります。


スペース中央には2人分の簡易腰掛けと車椅子固定具が互い違いに配置されています。車いすやベビーカー利用者に配慮というのが表向きの理由ですが、実際には西武池袋駅の構造上乗客が集中する10号車の混雑緩和が本音かと思われます。
座席数が減少していることに対してクレームが来たのか、乗り入れ先の東京メトロの池袋駅では「当駅始発の一部の西武車両は10号車の座席数が少ない車両です。あらかじめご了承ください」というお詫び文が掲出されているそうです。他社に頭を下げさせて西武側は申し訳なく思わないのでしょうか?西武鉄道の良識を疑います。

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