4000形

千代田線直通列車対応車両として製造されたのが4000形です。千代田線直通列車の他にも小田原線の10両で運行される列車にも充当されています。JR東日本のE233系をベースとして設計されてコスト削減が図られています。小田急の通勤車と言えば青い帯色ですが、従来のロイヤルブルーから4000形ではインペリアルブルーが採用されています。しかし違いがよく分かりません。

内装は床や座席など茶系統で統一されており、座席や窓周りにE233系らしさを感じます。

運転席直後のドア付近には車椅子スペースと補助いすが設けられています。小田急の他形式ではカバーが掛けられて補助いすの使用が停止されていますが、この車両にはカバーが掛けられていないように見えます。ですがおそらく使用出来ないと思われます。2次車以降では補助いす自体が廃止されました。

座席はE233系列の特徴を色濃く残した部分です。座り心地も変わらず程よい固さです。袖仕切りは小田急オリジナルでしょうか？

優先席部分は壁面及び妻面の色がクリーム色になっています。また床面や座席は青系統になっていて一般席との区別を図っています。

袖仕切りも壁面に合わせてクリーム色になっています。また妻面の座席部分にモケットが貼られています。こうした細かい部分に小田急としてのこだわりを感じます。