1000形
9000形に代わって地下鉄直通用に製造されたのが1000形です。4,6,8,10両のバリエーションがあり、各停から快速急行まで幅広く活躍しています。ただし4000形登場に伴い地下鉄直通運用からは引退しています。小田急初のステンレス車体を採用した車両で、従来の小田急の雰囲気から大きく変化しています。
車内は非常にシンプルで落ち着いた雰囲気です。質実剛健という言葉が当てはまるかと。
座席はバケットタイプになっていて、握り棒などはありません。画像では見難いですが袖仕切りの内側にもモケットが貼られています。この辺の造りの丁寧さは小田急ならではと言えるでしょうか。
妻面には妻窓や非常通報機が設置されています。妻窓と戸袋窓には色が付いているように感じます。
優先席は紫系のモケットになっています。座席をよく見ると妻面にもモケットが貼られています。こういう丁寧な仕事はさすが小田急ですね。