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30000形 EXEα

かつてロマンスカーファンを落胆させつつも沿線のヘビーユーザーに熱い支持を集めたEXEですが、登場から20年を経過してリニューアルが行われました。デザインはVSEなどで活躍されている岡部憲明アーキテクチャーネットワークによるもので、内外装が新車のように生まれ変わりました。


車体カラーリングはご覧の通りで、ロマンスカー伝統のバーミリオンオレンジの帯が入っています。元のカラーリングに比べて明るく近代的な印象を感じます。


車内も新車同様にリニューアルされています。照明は間接照明から直接照明&補助間接照明に変更されるとともに荷棚下の補助照明が廃止されてました。内装材の色合いも変更されて以前よりも明るい雰囲気になっています。


前面展望に改善は見られませんが、車端部の壁材は木目調のものになっています。通路上のLED表示器はフルカラータイプのものに変わりました。流石にLCDにはなりませんでしたね。


肝心の座席ですが、これはちょっと改悪になっています。座り心地は従来と変わらず良好なのですが、肘掛けがMSEなどと同等の金属製に変更されています。なので肘掛けに腕を乗せると金属の質感がダイレクトに伝わってきてとても痛いです。なお内蔵のテーブルは従来品とほぼ同じサイズなのでそこは安心です。

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