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7000形 LSE

ロマンスカー3000形SEの置き換えとして登場したのが7000形LSEです。LSEはLuxury Super Expressの略で、1981年にはブルーリボン賞を受賞しています。先代NSEに続いて展望席を踏襲しており、現在まで多くの観光客の人気を集めています。


経年に伴うリニューアルに際してHiSEに準じた塗装に変更された時期があります。その後元の塗装に復元されています。こちらの塗装も嫌いではありませんが、やはり元の塗装の方が好きですね。


車内はリクライニングシートが並んだ一般的な特急型車両の内装になっていますが、通路にはカーペットが敷かれて高級感を演出しています。座席のモケットは車両毎に青または赤色のものが採用されています。


座席はリニューアルが行われたものの、長年の劣化により詰め物が痛んで座り心地はいまいちです。座席中央に肘掛けが無いのが特徴です。背面テーブルは無くドリンクホルダーが各席前方に、窓側には折り畳み式の大型テーブルが設けられています。横引き式カーテンも最近では見掛ける機会が減ったように感じます。


そしてLSE最大の目玉が編成両端に設けられた展望室です。14人だけが味わう事の出来る至福の空間になります。この部分には荷棚が無いので大きな荷物の置き場にはちょっと苦労します。実際新宿駅でスーツケースの置き場所を探す姿が見受けられました。


ここからの前面展望は世代関係なくワクワクさせてくれます!一か月前の発売開始で瞬殺される展望席ですが、近年の外国人観光客増加でさらに取りにくくなったように感じます。後継のGSE導入に伴い引退までのカウントダウンが始まったLSE。惜別乗車はどうぞお早めに。

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