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3400形

3400形は旧AE形の機器を流用して製造された車両で、8両5本のみのレア形式です。成田空港アクセス列車として活躍していた旧AE形は、後継のAE100形にその役割を譲って引退となりました。その際に車体こそ老朽化していたものの、足回りは走行距離が短かったこともあって継続使用可能な状態でした。そこで旧AE形の足回りを一部改造して新造した車体に乗せ換えて誕生したのが3400形です。書類上では新造ではなく改造扱いになっているそうです。


見た目は3700形そっくりですが、車体は普通鋼製でライトグレーに赤と青の帯を纏っています。他社線への直通運転にも充当されていますが、対応工事が行われていないので成田スカイアクセス線には入線出来ません。


3400形では内装の更新工事が行われていないので、3700形オリジナルと同等の内装が維持されています。ちなみに3400形は京成の車両としては初めて車椅子スペースが設けられたそうです(3700形1次車では未設置のため)


袖仕切りは小型で、座席は非バケットタイプです。関東近郊で非バケットタイプの座席を見かける機会も随分と減りました。握り棒で5+3に分割されてはいますが、定員着席は難しそうです。


車端部には優先席や妻窓、非常通報機などが設けられています。せっかくの妻窓ですが、広告が貼付されているので開放感は半減です。


優先席にも握り棒が設置されて3+3に分割されています。車端部の座席としては長めの6人掛けになっています。なお後継の車種では直通先と同じく5人掛けに変更されました。

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