3600形

3600形は先頭車両が付随車の為に京急線に乗り入れる事が出来ません。その為運用に制限があり、3000形増備に伴い数を減らしてきています。今回は遭遇率の高そうな京成上野駅で張り込んでいたところ見事遭遇しました。3500形に雰囲気が似ていますね。

黄土色の化粧板に緑色の床面となっていて、車内は古めかしい雰囲気です。画像には写っていませんが、天井には扇風機が設けられています。関東の鉄道で扇風機が設けられている車両も結構減ってきました。袖仕切りは昔ながらのパイプ型です。

座席はえんじ色のモケットで温かみを感じます。フカフカの座り心地は悪くありません。バケットタイプでは無いので閑散時間帯はゆったり座れます。

車端部には妻窓が設けられています。妻窓の下は機器室が設けられているのか、大きく出っ張っています。また妻窓上には吊革で隠れていますが、非常通報用の引きスイッチが設けられています。普通の人が引きスイッチを目にして冷静に操作出来るのかは気になる所です。

優先席は灰色のモケットです。車端部の側面窓はサイズの違う２種類の窓が使われているのが特徴です。