AE形

成田空港アクセスの歴史に新たな一ページを記すことになる革命児、二代目AE形です。在来線最速の160キロ運転という圧倒的スピードで所要時間の短縮、ファッションデザイナーの山本寛斎氏デザインの内装で快適な空間を完成、車内外共に贅沢の限りを尽くして製造されました。

車内は開放感のあるドーム型天井に間接照明で落ち着いた雰囲気に仕上がっています。床面は市松模様をアレンジしたものだそうです。地上区間では床面の藍色が強調されて爽やかな雰囲気に感じます。

座席は家具メーカーとして有名な岡村製作所が担当し、従来車よりもシートピッチが拡大されています。ちょっと肘掛けが短いのが難点か。

座席下にはコンセントが装備されています。ちょっと分かり難い場所で、肘掛けに装備されている成田エクスプレスに劣っている点かもしれません。

デッキ寄りには大型荷物置き場が設けられています。上段に置いた荷物は押さえるものが無いので落ちそうで心配です。車内防犯カメラも装備されて安全性も確保しています。