8000系
大規模ダイヤ改正により車両所要数が増加した事に伴い、6000系以来約20年ぶりのフルモデルチェンジで登場したのが8000系です。4+6両編成と8両編成の2種類が製造されました。これは当時の特急列車が高尾山口行と京王八王子行を併結して運転していたためです。
7000系と同様にリニューアル工事が施行されていますが、床面の張り替えは行われていないようで、工事は小規模なもののようです。大型の袖仕切りは着席客・立席客共に嬉しいものです。
平成の製造ですが戸袋窓が設けられています。座席はバケットタイプで座り心地はそこそこ良好です。
車端部には車椅子スペースが設けられました。妻窓があるのは京王の伝統でしょうか?落ちてきそうな怖い消火器は8000系も健在です。
優先席のカーテンには、かつてシルバーシートと呼ばれていた頃のロゴマークが。こんな所に残されていたとは…。