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1000形1890番台

座席指定列車やイベント列車への充当を目的に製造されたのが1890番台です。京急初のデュアルシートを採用して一般運用にも対応した仕様となっています。


前面は1800番台とそっくりですが、車番表記にハイフンを用いた方式が採用されています。また車体は全面塗装が施されています。


車内は2人掛け座席が3組ずつ設置されていて、一般運用時はロングシート状態となります。通常のロングシート車より着席定員が減少してしまうのでラッシュ時間帯の増結運用には入って欲しくないのですが、2022年現在は容赦なく投入されています。


座席は程よい硬さで座り心地はかなり良好です。強いて挙げるなら肘掛けが細くて使いにくい事くらいでしょうか?


運転席背後に展望席が復活しました。しかし運転台が高いので前面展望を良好に楽しめるのは助士側のみとなります。この座席は回転しませんが、コンセントは両側に設置されているので立客でもコンセントの利用が可能です。


展望席区画には一応側窓も設置されていますが、席に座った状態では身を乗り出さないと外が見られない極細窓となっています。戸袋窓が設置できればベストだったのでしょうが…。


車端部には優先席が設けられています。袖仕切りは日比谷線の新車で見たような形状です。


2人掛け座席が2組ずつ設置されています。2100形ではボックス席に加えて補助席があったので、着席定員が4名分減少しています。


イベント列車対応として京急の車両で初のトイレが設置されました。2号車品川方に車いす対応トイレが設置されています。


また3号車浦賀方には男性用小便器が設置されています。4両編成にトイレを2つも設置するのは過剰な気もします。

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