E231系800番台
東京メトロ東西線との直通用に製造されたのがE231系800番台です。外見は千代田線直通運用で活躍していた209系1000番台とそっくりです。地下鉄線内の建築限界に対応するためE231系列で唯一拡幅車体ではありません。
車内も209系とそっくりで、灰色に包まれるような空間で殺風景な印象を受けます。
相変わらず座り心地は悪く、メトロ車とのサービス水準の格差を感じます。またドア上の案内表示器は今や懐かしさすら感じるLED式です。
車端部には優先席とフリースペースが設けられています。フリースペースはメトロ車に合わせて2・9号車に設定されています。灰色一色の壁に囲まれて特に暗さを感じる空間です。
優先席のモケットはJR東日本でお馴染みのものです。妻面の消火器は車内側にはみ出ていませんが剥き出しの状態です。