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E235系0番台

首都圏で3000両以上が活躍しているE233系の後継車種として誕生したのがE235系です。外観の独特なデザインから電子レンジなどと揶揄される事もありますが、接客設備は大きく進化しています。数々の新機軸を採用したので運用開始当初は不具合に苦しめられましたが、現在は安定して活躍しています。


車内は近未来的な雰囲気で、ドット柄の床面がオシャレに感じます。車内の開放感を確保するためか、袖仕切りの一部は半透明になっています。


座席は程よい柔らかさで座り心地良好です。座席の背ずりやつり革はラインカラーの黄緑色となっています。2本の握り棒で立客にも優しい造りです。荷棚上部には広告用の液晶ディスプレイが3画面設置されていて、この画面は繋がった1つの横長画面のようにして多彩な広告が表示出来るそうです。


車端部には優先席とフリースペースが設置されています。本系列の中間車はすべての車端部が優先席となっていて、そのうち1箇所がフリースペースとなっています。また貫通路上部に広告用の液晶ディスプレイが設置されています。


優先席は3人掛けですが、握り棒が設けられて妻面寄りの座席はプライベート感があってお気に入りです。優先席周辺の内装材は薄いピンク色となっています。


個性的なのが10号車です。山手線や併走する京浜東北線ではホームドアの導入が進んでいます。そのうち田端~田町間では山手線が京浜東北線の線路を使用(あるいは逆の場合も)して運転を行う場合があります。しかし山手線は11両なのに対して京浜東北線は10両編成と短いです。先頭車と中間車ではドア位置が異なるため、京浜東北線の先頭車とドア位置を合わせるために山手線の10号車はドア位置が変則的となっています。


ドア位置が手前にずれたので車端部はやや奥行きを感じ、フリースペースも広くなっています。


通常は3人掛けの車端部の座席は4人掛けとなっていて、ドア横のスペースも広く取られています。座席は握り棒で2+2に仕切られています。

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