205系 いろは
日光線で運用中の205系に大改造を施した編成が「いろは」です。JR東日本の「のってたのしい列車」シリーズの中では数少ない定期列車として充当されていました。外観はカラーリングが変更されたほかヘッドマークが取り付けられています。
外観上の最大の変化は中央2ヶ所のドアが塞がれている点です。あからさまで盛大に目立ちます。
車内はドア付近を除いてクロスシートになっています。定期列車として運用されることを考慮してか2+1列の配席となっています。
ドア横はロングシートとなっています。ボックス席との隙間を埋めるためか、箱のようなものが設置されています。モケットを張り替えただけのような雰囲気で座り心地は今一つです。
ボックス席は背ずりがほぼ垂直なので座り心地はよくありません。なおボックス席部分は床が5cmほどかさ上げされています。
ドアを閉塞した付近ではシートピッチとの兼ね合いで眺望の悪い区画が発生しています。
車端部には優先席やフリースペースが設置されています。
1号車のフリースペースには車両紹介などのパネルが設置されています。また反対側には機器箱が設置されています。パンフレットでも設置すれば良さそうですが特にありませんでした。
各車両1ヶ所に大型荷物置き場が設けられています。ただ乗客の中に観光客は皆無だったのは寂しいですね。