209系2100番台
京浜東北線で活躍していた209系は新型車両投入に伴う玉突き転属で房総エリアにやって来ました。環境が大きく異なることから改造が施されました。
外観は房総エリアをイメージした配色に変更されているのですが、前面は色が薄れて寂れた雰囲気が半端ないです。車体全体も土埃のような汚れが付着していて見た目は綺麗とは言えません。
4両と6両が存在するのですが、いずれも中間車はほぼ無改造です。通勤時間帯には大活躍しそうです。ただし2号車には車いす対応トイレが追加されました。
ほぼ無改造という事はもちろん座り心地の悪さもそのままです。日本を代表する座り心地の悪い硬い座席は「走る拷問器具」に相応しいものです。
車端部は優先席とフリースペースが設けられています。全体的に灰色で陰鬱な雰囲気です。
優先席のモケットはJR東日本ではお馴染みのものです。
両先頭車のみ観光・長距離利用を考慮してかセミクロスシートに改造されています。通勤型車両が近郊型車両に改造されるとは思いませんでした。
座席はE233系と同等のものに換装されています。ほぼ無改造の中間車に比べて格段に座り心地が良いのでお勧めです。
ボックス席の窓際には飲み物が置けるミニテーブルが設置されています。