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E231系0番台

E231系は合計2736両もの大量製造が行われて、首都圏で大活躍するJR東日本を代表する車両となりました。今回は中央総武各駅停車で運用されている0番台の紹介です。


外観は209系500番台によく似ていますが、前面がシルバーに塗装されている点が特徴的です。編成中に6ドア車を連結しているので、前面帯部分に6ドア車ステッカーが貼付されています。


車内は良くも悪くもJR東日本の標準仕様です。床面もつり革も灰色で全体的に暗いんですよね。


座り心地は209系よりはましな気もしますが、それでも固いです。座席中程に握り棒が2本設けられているのは嬉しいですね。なおE231系では投入線区に関係なくモケットの柄は同一です。


車端部の一部の箇所にはフリースペースも設けられています。足元に大きくステッカーが貼られて目立っています。実際には立席スペースとして使われるのがオチですが、混雑緩和のためには致し方ないのかもしれません。


優先席のモケットもJR東日本共通のものです。そろそろアレンジが見たい気もしますが、この模様=優先席と認識してもらうのには安易に変えないほうが良いのかもしれません。


この編成最大の特徴が6ドア車です。混雑緩和の切り札として投入されましたが、混雑時には座席が収納されて座席0になってしまい乗客からの評判は宜しくないようです。そして昨今のホームドア設置の障害となる事に伴い6ドア車は次第に数を減らしています。掴まれる箇所を確保するためか通路中央にスタンションポールが等間隔で設けられています。


6ドア車特有の狭いドア間に3人がけの折り畳み座席が設けられています。座席の頭上にある小ぶりな荷棚が可愛らしいですね。画像ではつり革の数が非常に多い事が分かります。


折り畳み座席の展開状態です。座り心地はお察しですが、ご丁寧に肘掛けが設けられています。


座席を折り畳むとこのようになります。肘掛けは座面に連動して収納状態になります。座面を手前に倒して展開状態にすると、同時に肘掛けも出てきます。


6ドア車の車端部は座席が無い立席スペースになっています。

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