raidendo


スマホ用メニューは右上の三本線アイコンです

E531系

従来常磐線で運用されていた415系の老朽置き換え用として登場したのがE531系です。つくばエクスプレスへの対抗策として最高速度の向上が図られました。特別快速の新設もその一環です。この車両に採用された技術の多くは後のE233系に受け継がれています。


編成の両端2両ずつはセミクロスシートになっています。車内もE233系とそっくりですね。


座席はSバネの採用でE231系と比較して座り心地が向上しています。


クロスシート部は相変わらずの造りで、座り心地は良くありません。シートピッチも広くないので長時間の乗車では苦痛ですね。ただ常磐線では車内で酒盛りが開かれる事があり、その際などにはこの席も人気となるのでしょう。


ロングシートは特に目立った変化は無いように見えますが、E231系と比較して一人分の座席幅が10mm拡大されています。混雑している車内ではこの10mmの拡大は嬉しく感じる事でしょう。


E531系のトイレは電動車いすに対応させるために大型化されました。それに伴いトイレ付近のドアが変則的な配置になっています。左右でドアの位置がずれているのがお分かり頂けるでしょうか?


ドアがずれた影響でセミクロスシートのロングシートが設置出来なくなりました。その代わりに腰当てが設置されています。立席客にはありがたい装備ですね。


その他の車両は普通にロングシートになっています。座席のモケットの色が茶色系で中央線快速電車とよく似ています。


E531系運転開始から少し遅れてグリーン車サービスが常磐線でも始まりました。こちらもE233系とほとんど同じですね。1階席は赤系の座席モケットになっています。


座席は典型的なリクライニングシートになっていて、ドリンクホルダーや背面テーブルが設置されています。座面スライド機能はありません。


2階席は青系の座席モケットを採用しています。やはり2階席の方が人気のようで、ドア開扉と同時に2階席に人が流れて行きました。


車端部にある平屋部は網棚が設けられているのが特徴です。大きな荷物があるときはおすすめです。

<< 前のページに戻る

↑ PAGE TOP