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E657系

常磐線特急651系およびE653系の置き換えで登場したのがE657系です。従来車は増結編成と共に最長で14両編成で運行されていましたが、本系列では10両固定編成になっていて増結などは行いません。その代わりに列車本数の増発を行ったのですが、これが後に大きな問題になります。


外観は651系を踏襲したのか白を基調としたデザインになっていて、梅をイメージした赤い帯が入っています。前面の形状が非常に独特な雰囲気で賛否分かれる所です。


車内は白い壁面・天井に黒い座席という対照的な色合いになっていて、個人的には結構おしゃれに感じます。座席が大きいからか若干圧迫感は感じますが。


座席は背ずりが大型のもので、新幹線でも採用されている可動式枕を装備しています。シートピッチはやや狭いですが、座席が片持ち式なので足を延ばす事は出来ます。さらに肘掛けにはコンセントが装備されています。普通車でここまでのサービスを受けられるのは嬉しい限りです。


こちらはグリーン車です。暖色の照明で落ち着いた雰囲気になっていますが、正直普通車との違いがあまり感じられません。


座席を見てみると可動式枕・コンセント・背面テーブル…etc。どれも普通車にも装備されています。なにより特別料金を支払っているのにも関わらず、4列シート故に隣客との距離が近くて全く落ち着かないという問題があります。


デッキ部は木目調で落ち着いた雰囲気になっています。通路の角の部分には鏡が使われていて空間に広がりを感じます。角から来た人とぶつからないようにとの配慮かもしれません。

普通席が大幅に進化したE657系ですが、10両固定編成故に通路やデッキに人が溢れる状況が常態化しているそうで、減車による影響が出ています。減車した分は増発で補うという計画は崩壊しています。この状況を本社は何とも思っていないのでしょうか?

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