raidendo


スマホ用メニューは右上の三本線アイコンです

205系 南武支線仕様

かつて首都圏の通勤型車両の主役であった205系は、後継車種投入に伴う玉突き転属で活躍の場を地方に移しました。首都圏で唯一101系での運行を行っていて老朽化の進んでいた南武支線にも205系が投入されましたが、中間車の先頭車化改造が行われました。種車とは全く異なる外観に大変身して第二の人生を送っています。


JRとしては珍しく先頭車化改造という大掛かりな改造を施して転用された205系ですが、前面形状は205系とは思えない全くの別物になっています。車体側面は外部スピーカーの設置程度で大きな変化はありません。さらにこの先頭車化改造車は運転台がワンハンドルに改造されています。


客室内は吊革の交換や座席モケット張り替え程度で大きな変化はありません。


座席のモケットは音楽の街川崎を連想させるデザインで、音符などが描かれたオリジナルデザインになっています。ちなみに車体外板の帯にも音符や五線譜が描かれています。一見するとオシャレですが、座り心地は改良されずに悪いままです。


車端部には車椅子スペースが新設されました。座席を撤去して非常通報機を設置しただけですが。温暖な地域を走行するためか暖房機器の設置はされていません。

<< 前のページに戻る

↑ PAGE TOP