205系 日光線仕様

東京湾岸を走る京葉線の主として長年活躍してきた205系ですが、E233系投入により編成短縮の上で宇都宮線や日光線に転属となりました。今回は日光線仕様に乗車してみました。前面は帯色が変更された程度で大きな変化はありません。

車内は暖房装置の増強と半自動ドアボタンの設置が行われていますが、見た目での変化は殆どありません。折角なら座席モケットもレトロ調にしても良かったのにと思った次第です。

宇都宮方先頭車には車いす対応大型トイレが設置されました。日光線で使用する機会は少ないでしょうが、共通運用の宇都宮線内での使用を想定しているものと思われます。

トイレが設置された箇所は窓が板で塞がれています。その部分には日光駅舎をイメージした日光線のロゴマークが貼付されています。

日光線内の方向幕はレトロ調にデザインされた独自のものが用意されています。現在は日光線を中心に活躍中ですが、車両故障や車輪空転で度々トラブルを起こしており、現場での評判は宜しくないようです。セラジェットの設置もされましたが、空転を完全に抑えるには至らず増設もされたそうです。先頭がT車で軽いからでしょうか？