107系100番台

かつて日光線や両毛線などでは急行列車廃止で余剰となっていた165系を運用していました。しかしデッキ付き2扉車では通勤ラッシュに対応できず、3両固定の165系では日中に輸送力過剰となるなど、運用上問題が発生していました。そこで165系の主要機器を再利用して製造されたのが今回の107系です。部品単位での再利用なので、165系の面影はモーター音以外ほぼありません。

車内はロングシートで構成されています。長時間の乗車を考慮して座面奥行きが広めに作られているので、ゆったり座れて座り心地は悪くありません。

トイレ付近のみクロスシート？になっています。登場から30年近くになりますが、211系転属でいよいよ廃車か？と思いきや上信電鉄に一部が譲渡されました。これからも末永い活躍に期待したいですね。