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箱根登山鉄道 モハ2形

現役車両の中でモハ1形と共に最古参クラスであるのがモハ2形です。両運転台車となっていて2021年6月現在では最後の1両となっています。


突き出た形状の前照灯や尾灯に加えて行先サボなど全体的にレトロな雰囲気です。鉄道ファンには人気の車両ですが、冷房装置を搭載しておらず、ホームとの間に段差が存在するなどサービス面で他車に劣るため新形式に置き換えが進んでいます。


ドア間はボックス席となっています。幾度もリニューアルを受けたのか外観よりも近代的に感じます。ドアはステンレス無塗装のものが使われていて、外観でも目立つポイントとなっています。


ボックス席はシートピッチが狭めで、窓下には小型テーブルが設けられています。料金不要列車ですが枕カバーが設けられている点が特徴です。座席モケットは箱根の伝統工芸品である寄木細工を模したものとなっています。


両端部はロングシートとなっており、右側の優先席は紫色のモケットが使われています。吊革はロングシート部とドア付近のみ設置されています。

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