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多摩都市モノレール 1000系

多摩都市モノレールは上北台~多摩センター間16㎞を結ぶ路線で、多摩モノレールの通称で呼ばれています。多摩地域を南北に縦断しており、京王・小田急・西武・JR各線との接続路線として利用されています。さらに沿線には大学などの教育機関が点在していて、最寄り駅や他線との接続駅は通学客で賑わっています。また箱根ヶ崎や町田、八王子方面への延伸計画もあり、今後の更なる発展が期待される路線でもあります。


多摩都市モノレールの主力車両である1000系は4両編成で構成されています。1両あたりの全長約15mと短いので片側2ドアとなっています。日本跨座式を採用していて車両の全高が高いのが特徴です。ラッピング編成を除いて鮮やかなオレンジの帯を纏っています。


同じく跨座式を採用している東京モノレールとは方式が少々異なり、床面高さを上げる事で室内の段差を無くしてフラットになっています。そのため車内は普通の鉄道車両とほとんど変わりありません。戸袋窓もあるので開放感があります。運転席背後を除いてオールロングシートになっています。かつてはセミクロスシートを採用していましたが、利用客増加に伴う混雑悪化を受けて改造が施されました。


比較的短距離な路線ですが、座席はしっかりした造りで座り心地は良好です。モケットはオレンジを採用しています。写真は車端部の座席なのでありませんが、ドア間の座席には握り棒が2箇所設けられて着席定員の順守を促しています。


妻面はこのように独特な形状になっていて、各車両の連結面に扉が無いので開放感があります。この形状、営団地下鉄の車両にもあったような気が…。車端部には優先席や車椅子スペースが設けられています。


優先席のモケットは紫色が使われています。妻面には消火器も収納されています。


運転席背後のみクロスシートになっていて展望席のような造りです。残念ながら座る事は出来ませんでしたが、ここからモノレールならではの高所からの絶景を拝むことが出来る事でしょう。


なお展望席のみ床面と段差が発生しています。足元にご注意を。

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