1000系 ゆけむり

小田急ロマンスカーの10000形HiSEを長野電鉄へ譲渡したのが1000系です。ゆけむりという愛称があります。編成の短縮が行われましたが、特に外観の変化はありません。塗装の変更も行われていませんので小田急時代の雰囲気を色濃く残しています。

小田急を早期引退した理由がこちらの乗降口です。2段の階段が設けられていて車椅子が使用出来ず、バリアフリー対応出来ないので引退となってしまいました。長野電鉄入線に当たっては先頭車の展望席部分をバリアフリー化する事となりました。

一般席はご覧の通り小田急時代と変化ないように見えます。ハイデッカー構造なので側面の眺望は良好です。

窓側のテーブルもそのままになっています。座席の枕カバーは広告の入った長野電鉄仕様になっています。

お勧めの展望席もそのままです。特急料金は座席に関係なく100円なので、座れるかどうかは運次第です。

長野電鉄は列車別改札なので、改札開始と同時に早歩きで展望席を確保しました。東京・神奈川から長野へと大きく環境が変わりましたが、列車への人気は変わる事ありません。