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3150系

名鉄初が多く盛り込まれた3300系の2両組成バージョンが3150系です。こちらも製造年次によって細かな差異が見られて、今回は2次車を紹介します。


3300系にそっくりですが、3300系の両先頭車と同一設計なので必然といえます。画像では確認できませんが、前面や側面の行先表示機には三菱電機製のオーロラビジョンR-STAYと呼ばれるものが採用されています。LCD表示機のようなもので、幕式と比べても遜色のない高精細な美しさが特徴ですが、製造が打ち切られたようで3次車以降は普通のフルカラーLEDに変更されています。


1次車はセミクロスシートで製造されましたが、2次車以降ではオールロングシートに変更されています。JR東日本の209系のように化粧板などで灰色が使われていますが、それでも薄暗さを感じないのは座席モケットが明るい色を採用しているためでしょうか?


鉄道車両の車体長といえば20mや18mが主流と思っていましたが、名鉄では19mという独特な仕様となっています。3ドア車なので座席数は多めで、3+2+3の配席です。


車端部は妻窓はありませんが、貫通扉の窓が大きいので閉塞感は感じません。貫通路上部には車号表記の横にLED式の号車表示器が設けられています。複数編成の連結を日常的に行う名鉄らしい装備ですが、後年製造の編成はドア上に設置したLCD表示機に各種情報をまとめて表示する事になり廃止されています。


車端部の座席はモケットの色が異なっていますが、かつては赤色の部分のみが優先席として設定されていたそうです。奥側ではなく手前側に設定されたのは乗降口に近いからでしょうか?現在はどちらも優先席として設定されています。

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