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6800系

2両編成の6000系の制御装置を変更した仕様として製造されたのが6800系です。製造時期によって外観や車内仕様が大きく異なるのが特徴です。今回は多数派となる3次車に分類される6815編成を紹介します。


前面形状は2次車以前とは全くの別物と思えるほど変化しました。大型曲面ガラスが採用された前面窓は右寄りの位置で2分割されていています。シンプルなデザインですが、窓下のステンレス帯がオシャレです。撮影したのは名鉄岐阜駅ですが、末端部とはいえ本線系統の普通列車で2両編成というのには驚きました。全くと言っていいほど利用客を見かけなかったので問題無いのかもしれませんが…。


外観とは対照的に内装はレトロな雰囲気となっています。座席は車端部はロングシートで、ドア間はクロスシート中心で中央扉周囲が短いロングシートとなっています。袖仕切りは非常に簡素で物足りなさを感じるデザインです。車内の開放感はありますが、寄り掛かりにくそうで乗客には優しくない形状に感じます。


クロスシートは車両中央を境にそれぞれ車端部を向く方向に配置されています。ボックス席とは違って向かい合わせにならない点は嬉しいですね。本来は枕カバーがあったようなのですが、画像のように一部の編成では撤去されているそうです。なお5次車以降はオールロングシートに設計変更されたとの事。


車端部はロングシートで通勤ラッシュにもある程度配慮した設計となっています。袖仕切りや妻面など木目調を採用している点が特徴です。ロングシートの袖仕切りは違和感ない仕上がりに感じます。

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