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E129系

新潟地区で長年活躍していた115系が老朽化したために、後継車種として投入されたのがE129系です。2両のA編成と4両のB編成が存在して、2+2や2+4での運用も存在します。車両は0.5M方式を採用していて全車両M車になっています。


外見は仙台地区で活躍するE721系によく似ていて設計思想などが踏襲されています。ただしこちらは直流専用なので足回りなどは全くの別物です。カラーリングはトキをイメージした淡いピンクに、稲穂をイメージした黄色が採用されています。


車内は中扉を境に半分がセミクロスシート、もう半分がロングシートとした独特の構成になっています。こちらはセミクロスシート側から車内を見た様子です。つり革はE233系でお馴染みのものです。画像では分かりにくいですが、天井にラインデリアが設けられていません。混雑が少ないので不要と判断されたのでしょうか?


対してこちらはロングシート側から見た車内です。奥にセミクロスシートが見えるかと思います。車両の前後で車内仕様が大きく異なるというのは面白いですね。JRとしてはオールロングシートにしたかったものの、長距離利用客の意見を無視出来なかったという事でしょうか。


セミクロスシートはボックス席部分のシートピッチがE233系に比べて110mm拡大という改善が図られています。ただし座り心地は相変わらずなので期待してはいけません。横にあるロングシートの方が座り心地は幾分マシです。


ロングシートは握り棒で4+3+4に分割されています。中距離までの乗車でしたらこれで十分です。新潟周辺はそこそこ混雑するようで、このロングシートで混雑緩和となるでしょうか?でも短編成化で結局混雑率は変わらないという結果になりそうですが。


車端部はロングシートになっています。優先席周辺は化粧板の色がベージュ色で区別されています。その他に床面・握り棒・つり革の色も異なっています。


妻面には機器室があるのが分かりますね。優先席のモケットはJR東日本共通のものです。


編成中に一ヶ所トイレが設けられています。車いす対応ですが、ワンマン運転時などに客室内の視界を妨げないように枕木方向のサイズを抑えた仕様になっています。

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