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E127系100番台

旧型車の老朽置き換え用として長野支社エリアに投入されたのがE127系100番台です。見た目や内装などは東北地区で活躍している701系とそっくりですが、直流電化区間で運用されるために足回りは全くの別物で形式も異なります。


外観はドアステップが無い701系と言った雰囲気です。帯色の長野色が爽やかな雰囲気で良く似合っています。大糸線や中央本線などで活躍していますが、まさか中央本線で2両編成で充当されるとは思わなかったので入線した時は驚きました。それでも座席が埋まらないあたり地方路線の厳しさを感じましたが…。


車内は片側がセミクロスシート、反対側はロングシートという非常に珍しい配置を採用しています。セミクロスシートは大糸線内で北アルプスが見える側に配置されていて、観光需要を意識した設計である事が伺えます。


JR世代の車両のロングシートですが、座り心地は701系と同等で座面の奥行きが広くて非常に快適です。この座り心地の良い座席を首都圏の近郊型に採用しなかったのは非常に残念です。


セミクロスシートも背中の部分まで柔らかい素材で出来ていて座り心地は悪くありません。ただしクロスシートは足が延ばせないので、余程車内が空いてない限りロングシートの方が快適に感じるかもしれません。


先頭寄りにはトイレと車椅子スペースが設けられています。本来であれば車端部に設置すべきでしょうが、車いす対応トイレとなるとサイズ的に車端部に収まらなかったのでしょう。


車端部はJR東らしい素っ気ないものです。ワンマン運転で車内を移動する旅客が多いことを考慮してか貫通路は両開きとなっています。

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