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211系2000番台 長野支社仕様

長野支社管内で運用されていた115系老朽化に伴い、東海道線や東北本線などで活躍していた211系が転用されました。転用にあたっては暖房装置の強化や半自動ドア改造などが実施されました。帯色も一新して中央本線を中心に長野支社管内のほぼ全エリアで活躍しています。JR東海管内の中津川まで乗り入れるのですから、担当範囲が非常に広範囲である事が伺えます。


転用に伴い帯色も一新され、長野色も良く似合っています。前面スカートの形状が変更されたので表情が若干変化しています。前面表示機は種別表示のみです。基本は普通列車のみの運用なので、種別よりも行先を表示してほしいのですが…。


車内は暖房装置の強化など目に見えない部分から、半自動ドアボタン設置や袖仕切りの追加設置など目に見える部分まで幅広く改造が施されています。ですが全体的な雰囲気はそのままですね。


座席はオールロングシートです。モケットは涼しげのある青系が採用されています。国鉄時代の設計製造と言う事もあってか座り心地は悪くありませんが、さすがに2時間を超える乗車では疲れを感じます。戸袋窓が大きいので車内は解放感があります。


車端部の優先席にある吊革はE233系列で採用されているタイプに交換されています。ちなみに元から設置されている吊革は丸形で、ドア付近に増設された吊革は三角形、優先席付近は大型三角形と1編成で3種類の吊革が使われています。


モケットは張り替えられていますが、座席そのものは種車のままなので座り心地はそこそこ良好です。元から設置されている袖仕切りにプラ製の袖仕切りが追加設置されている様子が分かります。

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