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N700系

500系や700系を教訓に、高い加減速性能と高速走行を両立させる車両として開発されたのがN700系です。加減速性能は東海道新幹線での列車本数増加のために、高速走行は山陽新幹線での航空機との競争のためにそれぞれ求められていたものです。車体傾斜システムの採用で曲線通過速度の向上により、東京~新大阪間を5分短縮して2時間25分運転を実現しました。


岡山駅停車中の撮影ですが、どう頑張っても全体を撮影出来なかったので先頭部のみの撮影です。700系に比べて1.5m長くなったノーズ部分は「エアロ・ダブルウイング形」という形状です。個人的には結構好きな見た目です。


N700系には後継のN700Aにて採用されたシステムの一部を反映させる改修工事が行われました。ロゴマークの右端に小さくAの文字が加えられているので「N700スモールA」などと呼ばれたりします。ちなみに当初からN700Aとして製造された車両はAの文字が大きいので「N700ラージA」と呼ばれたりします。


700系では左右に設けられていた照明が、N700系では中央寄りに設けられています。またLED照明の採用で消費電力が削減されています。なお側窓は軽量化と強度を確保するため700系比60%に縮小しており、眺望は若干悪くなっています。


座席周りでの最大の特徴は、普通車の窓側全席にコンセントが設置された点です。また窓上に貼付されている座席番号表示が大きくなり見やすくなりました。背面テーブルはA4サイズのノートPCに対応した大型のものを採用しています。

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